企業の多くのパソコン、Windows 11の最低システム要件を満たせていないことが判明

最新版Windowsの要求性能が高すぎるという点はWindows XPやVistaの頃から言われているわけであり、今に始まった事ではない。

企業の多くのパソコン、Windows 11の最低システム要件を満たせていないことが判明 – iPhone Mania

Windows XPの頃、要求性能として300MHz以上のCPU、128MB以上のメモリと書かれていることから300MHzのPentium IIやCeleron、K6-2、もしくは当時主力であった500MHzから700MHz程度のPentium !!!やCeleronを搭載し、128MBのメモリを搭載したマシンを持ってきたところで快適に動くことはなく。

実際には1GHzオーバーのPentium !!!やCeleron、AthlonやDuron、もしくはPentium 4と256MB以上のメモリを搭載したマシン上で動かさないととてもではないが「使える」と言える状況にはなかった。

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ちなみに、Windows XPリリース(平成13年8月24日)からおよそ1年前にAMDとIntelがそれぞれ1GHzのAthlon(平成12年3月6日)とPentium !!!(平成12年3月8日)を発表したばっかりであり、それが多くの人々の手に届くような価格になるまで数年待たなければならなかったのは言うまでもない。

同じくWindows Vistaにせよ、当時の高性能ビデオカードを搭載したマシンではその性能や機能を活用した描画支援機能(Desktop Window Manager)を利用することで快適に動作したが、その高性能ビデオカード自体が高額であり、ゲームや3D CAD、モデリングといったその性能を必要とするような目的が無ければ現状オンボードの描画機能で満足している人々が手を出そうと思えるような価格では無く、リリース当初に販売されていた「画面に表示する」ことを目的とした低価格ビデオカードやその当時のマシンに搭載されているオンボードの描画機能でWindows Vistaの支援機能を前提としたものは皆無に等しかった。

それから数年経ち、ビデオカードの価格が下がり、廉価品であっても当時の高性能ビデオカード程度の性能を持つ製品が登場し、オンボードのビデオ機能であっても性能向上に伴いWindows Vistaの動作を考慮したものが普及しだした頃にWindows 7が登場したことにより、「Windows Vistaの動作が遅い」という悪評がつくことになったと思われる。

ちなみに、Windows VistaとWindows 7の要求性能はほぼ同等であり、当時Windows VistaがプリインストールされていたマシンのOSをWindows 7に入れ替えて利用したことはあったが、特に使用感は変わらなかった記憶がある。

つまり、Windowsの要求性能の高さは今に始まった事ではない。

Windows Vistaが登場した頃にMacintosh界隈で移行を勧める「Get a Mac」のようなキャンペーンやそれ以前からもデスクトップ向けLinuxの普及に伴いWindows離れが進むのではないかという話は一部でちらほら聞くことはあったが、Macintoshもプログラミングやデザイン、動画編集など一部の特殊な用途を除く一般的な企業の特に事務用途で普及しているとは言いがたく、デスクトップ向けLinuxも誤差程度の占有率しかない以上は今後、要求性能を満たすマシンの低価格化に伴う普及により、Windows離れが進んでいくことはまずなかろう。

仮にWindows離れが進んだところでその移行先として有力なのはパソコンではなく、スマートフォンやスレート型端末かと思われるが。

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