やっぱりWordPressのエディタって使いにくいね。
契約のきっかけ
某新聞社がNTTドコモの料金値下げや廉価ブランド新設に関する飛ばし記事を発表した翌日、Amazonを閲覧していたところ。
通常350円で販売されているmineo他格安ケータイ事業者各社のエントリーパッケージが70円前後で販売されていた。
このエントリーパッケージを購入し、それを用いて契約することで各社とも通常3000円程度に設定されている契約に関わる手数料が不要となり、実質的に2700円程度の割引になる。
なぜ他社のエントリーパッケージも同様に割引されていた中でmineoを選んだのか。
mineoでは以前から通信速度が500Kbpsに制限されるものの、月次通信量に影響を与えない「パケット放題」というサービスが行われている。
それを使用すれば通信速度という制約があるもののWiMAXと音声契約を統合し、同時に今や大して割引もないNTTドコモを解約し、携帯電話料金を少しでも減らすことが出来るのではないかと考えたわけである。
例えば電子メールの送受信やLINEでのメッセージのやりとり、LINEやSkype、FaceTimeでの音声通話、ちょっとしたWeb閲覧や標準画質の動画の視聴、定額制音楽配信サービスの利用、SSHでサーバに接続して簡単な管理程度なら余裕でできるのではないか。それが実際に出来るのかどうかを確認するお試しの意味合いで契約することにした。
仮に使えないと判断して数ヶ月で解約しても違約金を支払わなくてもいいらしいし。
回線の選択
mineoのサービスは3社の回線から選択することが出来る。
- KDDIの回線を用いる「Aプラン」
- NTTドコモの回線を用いる「Dプラン」
- ソフトバンクの回線を用いる「Sプラン」
それぞれどの回線を選んでもサービス内容に若干の差があるものの(通話付加サービスの一部が特定キャリアで使えない、国際ローミング時にSプランでは国外から日本への通話が出来ない)、基本的なサービスは変わらないが、下記料金表を見ていただいたらわかるとおり各プランで価格が異なる。
料金表(基本)|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
近年ではよほど特殊な地域や場所でも無い限り、3社とも電波状況や品質の差はほとんど無いと考えられることから既に所有している端末に対応するキャリアから選ぶことになるが、各社の周波数に対応したキャリアフリー端末(例: アップルストアなどの直販や直営店で購入したiPhone、家電量販店で販売されているSIMフリー端末など)を使用している場合は価格の安いKDDIの回線を用いるAプランが有利であると思われる。
仮に電波状況や端末の対応状況など、何らかの理由でプランを移行する場合は別途手数料とSIMカードの発行手数料を支払えば移行することは可能であり、プランが異なっていても家族割引やパケットギフトなどのサービスは利用出来るようである。
つまり、他の家族がSIMロック解除済みiPhoneをAプランで既に使用しており、一人だけNTTドコモのロック付き端末をDプランで使いたいという場合であってもプラン変更すれば問題なく使用出来、家族割引の適用や家族間での通信量のやりとりは問題なく出来ると考えられる。
ちなみに、私は今回ソフトバンク回線を用いるSプランに契約した。
その理由は所有している端末でAプランに対応しているものが現状キャリアフリーのiPhone 7しかなく、それは既にメインで使用しているNTTドコモのSIMカードを挿して使用していることからお試しのためだけにそれをわざわざ刺し替えてまで使用するのはめんどくさいと判断したこと。
公開されている通信状況から考えて、DプランよりもSプランのほうが品質面で有利であると判断したためである。
ちなみに、Aプランの品質に関しては前述の通り価格の安さという理由もあるからか、DプランやSプランほど品質は良くないようである。
契約とSIMカード到着
令和2年12月1日に契約手続きを行い、SIMカードが到着したのは12月4日。
一週間程度かかると言われていたものの、それよりも早く手続きが終了し、SIMカードが到着したため正直驚いた。
写真のSIMカードと「mineoご利用ガイド」はゆうパックで発送され、契約内容通知書は普通郵便で発送される。
別送されてくる契約内容通知書には電子メールのパスワードやeoIDを忘れた際に必要となる初期eoID/初期パスワードも記載されているため、大切に保管しておくこと。
SIMカード、台紙にはソフトバンクのロゴが。それにしてもホルダーの紙が派手すぎる。
SIMカードの裏には電話番号が書かれたシールが貼り付けられている。
ちなみにこのカードはMVNO専用と書かれているが、今までソフトバンクに契約したことがないのでそれ以外のカードは見たことがないためどういうデザインになっているのかはわからない。
以前契約していたNTTドコモの回線を借り受けてサービスを行っているMVNOの場合はNTTドコモの直接契約とさほど変わらなかった気がする。
速度計測
iPhone 5sに先ほどのSIMカードを挿入し、設定を済ませて回線速度を計測してみる。設定に関しては後日解説する。
12月4日22時前の測定結果、下り43.6Mbps、上り14.0Mbps。
正直想像出来ないほどの計測結果が出てきた。
節約モード有効時の測定結果。概ね公称値の500Kbps程度となっている。